お疲れさまですーー「ユヲン」ですーー
最近はかなりドタバタしていて、ブログもなかなか書けずにいました。。。
(インプットしていたというのもあるのですが・・・)
前から東野圭吾さんの作品を読んでいるのですが、
最近は、その魅力にドはまりしております!!
それもあり、会社に出勤している時でも
よく読んでいます・・・
今回は、そんな東野圭吾さんの作品である「悪意」を読みました!
もう20年以上の作品ですが、今読んでも面白い、読む手が止まりませんでした。。。
この作品の感想を語っていきたいと思います!
あらすじ
あらすじは以下の通りです!
有名小説家の日高邦彦が自宅で他殺体となって発見された。
悪意(小説)Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%82%AA%E6%84%8F_(%E5%B0%8F%E8%AA%AC)
刑事の加賀恭一郎は、日高の親友である児童小説家の野々口修が書いた
「事件に関する手記」に興味を持つ。
加賀は聞き込みや推理を通して、野々口の手記に疑問を抱くようになる。
やがて犯人が明らかになるが、犯人は犯行の動機を決して語ろうとは
しないのだった…。
ミステリーなのですが、初めのほうから犯人は分かってしまいます。
ただし、ここからが本番かのように、ストーリーは進められてきます!
犯人が全く話さない動機とは??
これ以降から、ネタバレ含みますのでネタバレされたくない場合はブラウザバックで!!
悪意の個人的な感想
感想① 読んでいるときのモヤモヤ感が凄い
犯人の野々口は、動機を自白する場面がございます。
自白をするのですが、「悪意」を読んだ方なら感じたと思われますが、
「あれ・・・あまりにも筋書きが綺麗すぎないか??」
とモヤモヤ感がどこか残っているばかりでした。
動機の内容に釈然としない気味悪さが薄ら残っていて・・・
東野圭吾さんはこんなのでは終わらないだろう・・・
とどこか感じながらもやはり物語は続きます・・・
読み進めていくのですが、最後のほうまでモヤモヤというのは続きます・・・
「ん・・・あれ・・・ん・・・???」
っていうので歯がゆい感じでした・・・
感想② 結末が「悪意」のかたまり
最終章、犯人の動機は判明されます。
それがあまりにもサイコパス。。。
被害者(日高)にひどい仕打ちをされていたから、殺したのではなく・・・
犯人が勝手に被害者に思い続けた、被害者に対する嫉妬、そして恐れ
そのためだけに〇した。
日高はとても温厚で優しい人だったのに・・・・
日高を「悪意」ある人間と思わせていたのは、
この犯行を立派な正当防衛のように見せつけるための
前々からの「悪意」に満ちた作戦。
人は「悪意」を持ってたらそこまで悪に徹することができるのかと
読んでいて実感しました。
感想③ 読了後の不気味さが拭えない
読み終わってじわじわとこの作品の怖さを感じました・・・
言葉で表すなら、何か良からぬものが迫っている感覚です。
ふつうに接している知り合いや友達、
そんな人たちから、もしかしたら知らぬ間に良からぬことを思われているのではないか。
なにか過ちを犯しているのではないだろうか・・・
「そんなこと知らんわ!!」
と言えばそれだけなのですが、それでも何か「不安」を読了後になって増しました。
え、怖い。。。
まとめ
東野圭吾さん作品でとてつもなく「人が怖くなった」作品でした・・・
あなたも読めば、
最初から騙されていたのかと驚かされ、
読んだらなかなか忘れることができない作品となることでしょう。。。
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