お疲れさまですーー「ユヲン」ですーー
久々に東野圭吾さんの小説を読みました!
今回は、
「むかし僕が死んだ家」
という作品 です!
1997年の作品とかなり前の作品ではございますが、
カバーが現代風かつおしゃれなイラストを用いているため、
ジャケ買いしたくなるほどです!!
今回はこの作品を読み終えたので感想を書いていきたいと思います!
【むかし僕が死んだ家:東野圭吾:鳥肌:感想】むかし僕が死んだ家が鳥肌ものだった
あらすじ
「あたしは幼い頃の思い出が全然ないの」。7年前に別れた恋人・沙也加の記憶を取り戻すため、私は彼女と「幻の家」を訪れた。それは、めったに人が来ることのない山の中にひっそりと立つ異国調の白い小さな家だった。そこで二人を待ちうける恐るべき真実とは……。
講談社BOOK倶楽部 https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000197594
幻の家に探索しに行くという、ミステリー作品では
確かにありそうな展開ではありますよね!
ただ、さすが東野圭吾さん。。。
そんな簡単に一筋縄ではいきませんでした。。。
謎が止まらない・・・
一つの家から考えられないほど、謎が謎を呼んできます!
元恋人の「沙也加」の記憶も少しずつ思い出してきて、
「お、謎解けそうじゃん!」ってなるのですが、
それでも謎はどんどん出てきます。。。
一つ謎が解けたかと思いきや、すぐ謎が出てきます。
その謎の数は、あまりにも風呂敷を広げたように思えるのですが、
結局すべて回収してしまうのが東野圭吾さんなのです。
謎は一つも残さない、その回収ぶりは読んでいて気持ちよく、鳥肌が止まりませんでした
読む手は止まりませんでした・・・
やっぱり読者に考えさせるタブーがある・・・
前の作品紹介でも書いたことなのですが、
https://yuwonblog.com/%e6%9d%b1%e9%87%8e%e5%9c%ad%e5%90%be%e6%89%8b%e7%b4%99%e5%b0%8f%e8%aa%ac%e6%84%9f%e6%83%b3%e5%8a%a0%e5%ae%b3%e8%80%85%e5%81%b4%e3%81%ae%e5%ae%b6%e6%97%8f%e3%81%ae%e7%8f%be%e5%ae%9f%e6%9d%b1%e9%87%8e/
東野圭吾さんの作品って、私が思うに
「眼を背けたくなるけど、読者に考えてほしい、タブー」
が絶対に作品の中に潜んでいると思うのですよね。。。
今回は、「子育ての辛さ」「虐待」
かと思います。
子を持つことが絶対の幸せなのでしょうか・・・?
子を絶対好きになれるのでしょうか・・・?
読んでいて、ひしひしと伝わってきます。。。
正直、そんな将来を想像するだけで、怖くて鳥肌が。。。
作品のストーリーだけじゃない、
こういう怖さは本当に東野圭吾さんの魔法だと思います!
昔の作品と思わせない、新鮮さ
1997年の作品なのですが、それを感じさせない不思議さがあります!
変に登場人物を多くさせず、
その当時を感じさせるようなトピック、モノもあまり出てこないため
今読んでも新鮮に感じるのでしょう!
だから今でも読まれ続ける凄さ、本当にレジェンド!
まとめ
東野圭吾さんの初期ごろの作品に触れたい、
東野圭吾さんの掌で転がされたい方
におすすめの作品です!
東野圭吾さんの作品で、こちらもおすすめです!
https://yuwonblog.com/%e6%9d%b1%e9%87%8e%e5%9c%ad%e5%90%be%e7%a7%98%e5%af%86%e5%b0%8f%e8%aa%ac%e8%a9%95%e4%be%a1%e6%9d%b1%e9%87%8e%e5%9c%ad%e5%90%be%e3%81%95%e3%82%93%e3%81%ae%e4%bd%9c%e5%93%81%e7%a7%98%e5%af%86%e3%81%8c/
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